横浜市仏教会

仏跡参拝旅行跡参拝旅行

新型コロナウイルス感染症の影響により令和2年度より休止しております。
再開をお待ちください

僧俗一体の連携を深める意味でも、市仏連、釈尊奉讃会が実施している仏跡参拝旅行の意義は大きい。スタートは、昭和59年6月21日、22日、27日の三日間に分けて行った皇居・浅草方面への参拝旅行である。以来、秋は主に奉讃会が主導し、春は市仏連が中心となって行われています。
春は日帰りとして、秋は昭和62年から2泊3日として、普段はなかなか行くことのできない(行くとしても個人一般では公開されていないところも含めて)仏教会としての特色を生かした内容濃き参拝旅行であります。

第14代会長の都築哲信師は、「今日まで伝統教団が守ってきた仏像・仏閣は民衆の信仰心のほとばしりの中から造られてきたもので、今日では不便とか秘境と言われる場所に心血を注いだ仏像・伽藍が祀られていることは、先人達の深い信仰心の拠り所でした。毎年、市仏連・釈尊奉讃会で行っている春秋の仏跡参拝旅行は、そうした先人の魂に触れ、そこから功徳をいただくことでも重要な行事で、檀信徒はもとより僧侶諸聖の多くのご参加を望みたいところです。」と会報挨拶で述べています。
奉讃会をまとめ、先導されてきた前事務局長程木徳明師は、毎回のテーマを絞り、鎮魂・慰霊、平和祈願など、歴史的な場に立っての「祈りと誓い」をより印象づけ、有意義な旅へと尽力され、「春の旅も良かった。仏教会長さんのお話にもあるように『ただの観光旅行だと、それぞれの目的がはっきりしないので感動が薄れる』という。まさに感動があってこその人生だと思う。秋の旅は2泊3日の各神社・仏閣を訪ねる旅である。現今は1泊2日となったが、寝食を共にして同じバスで喜びを共にする参拝の旅で、新しい感動を求めたい」と述ています。

 令和2年より新型コロナウイルス感染症の影響で仏跡参拝旅行が休止されており、代替として秋の特別公演「おさとり」を横浜にぎわい座にて開催いたしております。